マッサージ後の体のだるさ？これって駄目な反応なの？

せっかくマッサージを受けたのに、体がだるい、疲れているといった事あるときがありませんか？
揉み返しのような痛みではなく、体に疲労が出ている感覚です。これっていったい、なんでだと思われる方もおられるでしょう。
実はこの現象、悪いことだというわけではないのです。その原因と、その後の対処などについて今回はお話しさせていただきます。

体に疲労を感じるのは疲労物質というものが存在します。
この疲労物質が実はマッサージを受けると体中に流れていくのです。要するに血行やリンパの流れとともに疲労物質が全身へ流れるため疲労感を感じるのです。
ではこれは悪いことなのでしょうか？いえ、そんなことはありません。
体の疲労物質が流れ、排出される過程なのです。
なのでマッサージを受けたら余計疲れたと感じますが、これは疲労の回復に必要なことなのです。

実際にマッサージを受けるとセラピストから「凝ってますね」など言われることがあると思います。
それは実はシグナルなのです。
凝っているということはそこにそういった老廃物や疲労物質が溜まっている可能性が高いです。
そこを揉み解し、流れを良くすれば体に疲労物質が流れ出すのです。
なので、そういった際はその後の予定は入れず、疲労感が抜けるまでゆったりとリラックスされるのがいいです。